容疑者Xの献身 – 東野圭吾

の小説を読みました。
今さらながらですが。
ちなみに映画は見てません。
まだやってるのかな。

これは名作ですね。
しかも直木賞受賞作とは知らなかった。
最後の終わり方は好みわかれるかもしれないが。
ミステリ的にはすごいいい。

元ホステスの靖子が事件に巻き込まれて昔働いて店の客にまで警察が取調べに行くって展開とかあるんだけど、
ていうか、小説とかでよくありがちな話かもしれないけど、
それを例えばメイド喫茶に置き換えてみて、
元メイドの○○が事件に巻き込まれたとしたら、
あなた昔メイド喫茶××で○○推しでしたよねえとか言われて取調べされたりするんだろうか。
あなかしこ。
てなことを考えながら読んだりとかしたわけだが、
それは別に話の本筋とは関係ない。

それよりも主人公の石神は数学者みたいな感じで、
話の途中でっていうかわりと中心的な部分にP≠NP問題とか出てきたりする。
その説明が「自分で考えて答えを出すのと、他人から聞いた答えが正しいかどうかを確かめるのとでは、どちらが簡単か」なんだよ。
これはないだろって思った。
まあなんかかっこいいけど。
そんな哲学的な問題じゃないし。
有名な難問だとか言われてもこれじゃなんか違う気がする。
他人が聞いた答えを確かめるのがNPだと意訳にもほどがある。
そもそもどちらが簡単かと言われればPのが簡単なのは自明だし。

っていうような文句がぐぐったらたくさん出てきそうって思ったけど、あえてぐぐらずに重複しそうなことを書いてみた。

乱鴉の島 – 有栖川有栖

久しぶりに有栖。
まあ読みやすい。
話としてはまあうーんだな。
孤島で殺人的な展開なんだが。
オチが微妙。
本格ぽくはない。

びっくり館の殺人 – 綾辻行人

久しぶりに綾辻読んだ。
館シリーズ最新作。
元々子ども向けの企画みたいなので書かれたらしく結構短い。
ちなみに暗黒館はまだ読んでない。

ミステリらしいミステリだけどさらっと読むとしょぼいオチに見える。
所詮子供向けとか思ってしまいそう。
大人はもっと深読みして楽しむ作品のようだ。
巻末の袋とじにそんな感じの対談も載っている。
しかしもう一度読む気にはならない。
まあいいやって感じ。

タカイ×タカイ – 森博嗣

1月に出たかな。
マジシャンの話。
なにげに森博嗣マジシャン好きだな。
内容はまあなんとも。
最近こんなのばっかだな。

どうでもいいけど、
鷹知が電話するとき
「お電話を差し上げる」
っていう謙譲語つかうんだけど、
この言葉なんか違和感ある。
言葉遣いとして間違ってるって意味じゃなくて、
実際に使ってる人もたくさんいるけど、
電話ってかけるほうが一方的にかけるのに
たとえ謙譲語といえども差し上げるという違和感。
気にしすぎか。

キラレ×キラレ – 森博嗣

×シリーズ第2弾。
うんまあなんていうかだな。
最後のファンサービス的な部分が一番の読みどころかもくらいの勢い。
軽いなあ。
森博嗣は現代の赤川次郎であるがあながち間違いでもないか。

ηなのに夢みたい – 森博嗣

同じメッセージを残して自殺するという話。
もうミステリとして単品では意味をなしてないなあ。
過去との関係をほのめかして気を引く感じ。