図書館モラトリアム

友人Sにインスパイアされて図書館に行きたくなった。 ところで、うちの大学の図書館はあまりよくない気がしてきた。 考えても見ると本が少ないのではないだろうか、ないだろうか。 そんなこんなで今日は区立図書館に行ってみることにした。 我が家は文京区だが家から一番近いのは豊島区の駒込図書館だと思っていたが、 それは厳密には間違いである。 厳密ではなくても間違いである。 つまりは駒込図書館は駅に近いだけで、 じつは北区の田端図書館の方が家から近いのだ。

しかし、実はもっと近くに文京区の本駒込図書館なるものがあることがわかった。 それで、今日は田端図書館と本駒込図書館に行ってみた。 結論から言うと、1冊も本を借りなかった。 やはり、年をとってしまって本を読む元気がないのだ。 駒込図書館は以前に行ったが小さなところだったので今日は行かなかった。 そもそも3つの中では一番遠いし、方向も逆だ。 田端図書館は駒込図書館に負けず劣らず小さかった。 てなわけで、3つの中では本駒込図書館が一番大きくて図書館っぽい。

ところで、少なくとも北区の図書館は北区の区民でなくても借りれるらしい。 いまどきの図書館はどこもそうなのだろうか? 僕が区民じゃないと本を借りれらないのではないかと思った原因は、 何を隠そう高河ゆんだ。何も隠さなくても高河ゆんだ。 高河ゆんが子供のころ目黒図書館で本を借りるのに、 目黒にすんでいた友達の住所を使ったという話をしていたからというわけなのだ。 今から考えてみれば、目黒図書館はわりと良いところだったような気がする。

有限と微小のパン – 森博嗣

S&Mシリーズ最終作。 また、あの天才真賀田四季が登場します。 RPGとかテーマパークとかいった話。 変な話といえば変な話だ。 天才は普通の人になってしまったのかな。 天才は普通の人も演じられるだけかな。

数奇にして模型 – 森博嗣

引き続きS&Mシリーズ。 シリーズものの宿命か知らないが、裏の裏を書いて普通の話。 いろいろと、不自然だとかミステリ風のことを言っておいて、 結局は最初に一番怪しかった人が犯人。 そして、動機が誰にも理解できるとは限らないとか言っておいて、 実は嫉妬して殺したとか・・・。

今はもうない – 森博嗣

少し変わった感じの話。 萌絵が昔の事件の話をするのだけど、 それが叙述トリックで萌絵の体験談に見えて、 実はおばさんの体験談というのが最大のトリック。 事件自体は、典型的クローズドサークルもので、 結局のところ、謎は謎のままで終わるような話。

夏のレプリカ – 森博嗣

久々に森博嗣。 どのくらい久々かというと「森博嗣」がすぐに変換できないくらい。 そしてS&Mシリーズ。 このシリーズは古本でそろえたいと思っていたのだけど、 あとこの本だけというところで長らく停滞していたのでついに新品で買ってしまった。 それで話は前作と同じ時間に別の場所で起きた事件。 だから、できればもっと早く読みたかったのだけど。 文章とかは、やはり良い。 しかも、この話は終わりも控えめな感じで良い。 この作品のヒロイン、簑沢杜萌がもう出てきそうにないのが少し残念。

二の悲劇 – 法月綸太郎

名探偵、法月綸太郎が活躍する話。 冒頭の部分が入りにくい文章。 でも、なかなかいい感じ。 入れ替わってるようで、入れ替わってないような話。 全体的にはおもしろい。 ミステリだから、最後に大どんでん返しがあるのだけど、 そのあたりがいまいちな感じ。

スキップ – 北村薫

めずらしくミステリではないです。 有名なスキップです。 17歳だったのが突然42歳になる話です。 そして、高校の国語の教師としてなれない日常生活と格闘する話。 良い話です。殺人事件も起こらないし。 しかし、何が一番良いかというとクラスマッチ。 紗麻亜萌えの影響もあって、クラスマッチでバレーをするシーンが良かった。 ニコリががんばる姿が紗麻亜と重なって。(ホントは全然重なってないけど)