黄金色の祈り – 西澤保彦

これは西澤保彦の人生とも思えるような話です。 中学時代から40代までの人生模様です。 どちらかといえば、ダメ人間な感じ。 ほんのりミステリテイスト。 なかなかおもしろい。

幽霊刑事 – 有栖川有栖

有栖だが、先輩でも火村教授でもない。 ある日刑事だった主人公が殺されてしまう。 それで、幽霊になって唯一幽霊と話ができる元同僚刑事と捜査をする話。 話の中では幽霊の存在が認められているみたいだが、 個人的には幽霊とかの話はあまり好きではない。 それをのぞけば悪くは無い。

メルカトルと美袋のための殺人 – 麻耶雄嵩

久しぶりに麻耶雄嵩だ。 なんとも意味深なタイトルではあるが、中身はというと メルカトルと美袋が遭遇した事件が書いてある短編集です。 作中でメルカトル自身が、 「自分はどんな難事件も少ないページ数で解決するから短編向きだ」 といっている。 そんな破天荒な探偵メルカトルが事件をさくさく解決していく短編集。 わりとおもしろい。

そして二人だけになった – 森博嗣

またまた、森博嗣。 これは、ちょっと前に発売されたやつで、当時はかなり森ファンだったんだけど、 これはハードカバーで2000円もしたので読んでなかった。 これもなかなかおもしろい。 ある程度おもしろいことを期待してるので、ちょっとした違和感も気になるけど。 盲目の超天才とそのアシスタントがいて、 明石大橋の中に作られた核シェルターで殺人が起こる。 一見、共に替え玉で複雑な構造なんだけど、 ほとんど多重人格落ちで終わるという、なんともいえない感じ。

女王の百年密室 – 森博嗣

森博嗣ですが、いつものVシリーズのではありません。 近未来の話で、設定は山奥の閉じた町が外の世界とは 異なった世界を築いていて、主人公がそこに迷い込むというSFもの。 近未来ものは、科学が進歩しててその説明が気に食わないことが多い。 閉世界の中の設定はいい感じ。 何が一番良かったかっていうと「無免許です」かな。

ペルシャ猫の謎 – 有栖川有栖

有栖の国名シリーズ。いつもどおり短編集。 なんともいえない感じ。 悪くは無いのだけど。 いちばん肝心のペルシャ猫の謎がメフィストで読んだことがあったのが ちょっといたいのかもしれない。

殺竜事件 – 上遠野浩平

はやりの上遠野浩平です。 普通のファンタジーです。講談社ノベルズではあるけど。 読んだ感じとしては、いまいちかなぁ。 直感的につかみにくいところがいくつかあるような。

Battle Royale – 高見広春

今度映画化されるとかいう、最近はやりのやつです。 中学生が殺し合いをする話で、 当時、ちょうど神戸で事件があったので話題になった気がする。 ちょっと長いけど、全体的にはおもしろい。 ただ、タイトルが「ロワイヤル」である必然性が無い気がする。

屍蝋の街 – 我孫子武丸

腐蝕の街の続編です。 本当は4年くらい間が開いて出版されてるのだけど、 続けて読むとおもしろさ倍増。 ちなみに「蝋」は、難しいほうの漢字なのだけどうまく表示できない。 話としては、ネット上の仮想世界と現実との組み合わせみたいな感じ。 あとは、前作の続きで、人格とは?みたいな。