円紫さんが出てくる短編が3作。
この話、実は主人公の名前が出てこない。
ライオンハート – 恩田陸
エドワードとエリザベスという人物が、
時代を超えて記憶を受け継ぎ、何度もめぐり合う話。
それぞれの時代ごとに短編になっている。
スピリチュアル系かな。
おもしろいけど、そこまで好きにもなれない。
群青の夜の羽毛布 – 山本文緒
主人公の女性とその家族の話。
付き合ってる男も家族に問題を抱えていて、
というか家族のあり方みたいなことをかいてあるのかな。
父は寝たきりで、母はうるさくて、主人公は
小さくなっていて、妹は奔放な感じ。
最後には家が火事になってしまうというか火をつけてしまう。
悪魔のラビリンス – 二階堂黎人
短めの話が二つと、
少しだけエピローグが付け加えてある。
ひとつは、メフィストで読んだことがあった。
魔王ラビリンスが事件をおこして、
いつものとおり蘭子が解決する話。
昔な時代設定に、本格風の屋敷とか出てきて、
いわゆるミステリ。
タイムライン – マイクル・クライトン
量子の話とかが出てくるのだが、
結局それはちょっと気取ったタイムマシンに過ぎない感じだ。
そして、それで中世のフランスに行って冒険をする話。
おもに中世を描いた話とも言える。
実際にはアクシデントから逃れて無事に帰るのが
目的という単純な話なのだが、
うまく書き込まれていて非常に面白い。
ただ、ちょっと主人公たちが強すぎるかな。
自ら中世に残ることを決めるという結末もなかなかよい。
木曜組曲 – 恩田陸
小説家だった時子の命日に親戚の4人が
集まってきて昔話をする。
そして、死の真相に着いて語りあう。
紙婚式 – 山本文緒
夫婦生活を題材にした短編集。
どれも興味深い内容で、非常に面白い。
もしくは怖いともいえるかも。
タブー禁忌 – 佐藤亜有子
SMと近親相姦と殺人の話。
いつものとおり桂木圭太と長津が活躍する。
優佳さんとか桂木の過去にまつわる殺人事件。
ネバーランド – 恩田陸
男子校の高校生が冬休みに寮に残る話。
みんなそれぞれ大変な人生を抱えていて、
友情を深め合う話。
いい話です。
MAZE – 恩田陸
人が消える謎の遺跡がある話。
人が消える法則を解明しようとするが、
実はそれが軍の陰謀だということに気づく。
面白いが、なんともいえない話。
