秘密室ボン – 清涼院流水

密室本シリーズのひとつだが、さすが清涼院流水という感じのめちゃくちゃな話。 主人公メフィスト翔は秘密室にとらわれ、そこから脱出しなくてはいけない。 制限時間は90分。 密室の神様が出すクイズに答えることで脱出のヒントが得られる。 時間切れ、クイズに不正解、 ギブアップの合言葉「ボン」を口にしたとき、 これらの場合には密室爆弾が爆発して人生が終わってしまう。

落ちはまあ清涼院流水だが、さらにネタが展開した別の章のようなものがあり、 メフィスト賞受賞作家名なぞなぞというおまけもある。

紅玉の火蜥蜴 – 秋月涼介

講談社ノベルスだが漫画的挿絵がたくさんある系。 第20回メフィスト賞でデビューし、本作が3作目らしい。 どうやらシリーズもののようだが、 以前の作品を読んでいないので背景で楽しめてない部分があるかもしれない。 連続放火殺人事件の話。やたらと焼死した人がたくさん出てくる。

T.R.Y. – 井上尚登

中国で革命を起こそうとしている連中が、 主人公である日本人の詐欺師・伊沢修に詐欺で武器を調達させる。 だます相手は日本の陸軍中将。 周りにはいろいろな陰謀が飛び交い、それぞれの思惑による壮絶なだましあい。

変身 – 東野圭吾

主人公は事件に巻き込まれ脳を損傷する。 そして、世界初の脳移植によって右脳の一部を移植し、 植物人間になる危機を奇跡的に回避する。 当初は大成功かに思われた移植手術だが、主人公は徐々に別人のように変貌していく。 その原因を移植した右脳の一部に脳が侵食されていると考え、 ドナーについて調べ始める。

誘拐症候群 – 貫井徳郎

症候群シリーズ第2弾。 本作は訳ありで警察を辞めた元警察官で現在は托鉢僧の武藤が主人公。 新手の連続誘拐を手際よく実行する自称ジーニアスを捕まえるのが秘密組織の任務。 一方、武藤自信は托鉢中に知り合ったティッシュ配りの青年の事件に巻き込まれる。