めちゃくちゃ久しぶりに読書。 この本は高里椎奈のデビュー作で、第11回メフィスト賞受賞作。 結構前に買ってたんだけど、パワー不足で読んでなかった。 大森望が「本格ミステリとヤングアダルトのアルペジオ」と帯で推薦している。 ヤングアダルトって言うのはティーンズハート系のことで、しかもこの話は妖怪物。 というわけで、読んでみると良い話。 いやホントに良くかけてるって感じでオーソドックスに面白いのだけど、 登場人物が妖怪で美少年に化けて暮らしている3人組で入りにくい。 実際には本格って感じはしなくて、解説を読んで「幽霊事件」の系統だなと ひとり妙に納得したりもする。 作者の高里椎奈は女の人で1976年生まれだから一つ年上。 それで、芝浦工大の機械工学科。 同じ理系でも、森博嗣の文章は言葉の端々でフィーリングが会う感じがするが、 この人の場合はいまいちシンクロしない感じ。
