トリプルクロスカウンターって何?

一言で言うなら、元気なし。

人はキーボードで何を入力するのだろう。 多くの人は、 頭の中にある自分の表現したいことを文章としてキーボードをたたくのだ。 そう、しゃべったり書いたりするのと同じだ。 もちろん、例外もある。 紙に書いてあるものをコンピュータに入力する作業だ。 これは本質的ではないので、とりあえずは触れないことにしよう。

ところで、世の中にはタイピング練習ソフトなるものがある。 これはたいてい画面に表示された文字を速く正確に入力させるというものだ。 ここで問題なのはキーボードをたたくことよりも、 画面の文字を読むほうが大変だと言うことだ。

もちろん、ただ文章を読むだけなら簡単である。 しかし、ここではその文章をキーボードで入力できる形式で、 つまりは音節で読み取るか、読み取った文章を音節に分解しなくてはいけないのだ。 これはかなり大変だ。 なぜなら、普通、人は文章を読むときにその音節は意識しないからだ。 文字もしくは単語全体をひとつの画像として理解するのだ。 これが効率的に実行できるのが表意文字の最大の利点でもある。

というわけで、タイピング練習を高速でするには、 高速音節分解を実行しなくてはならない。 もちろん、繰り返し練習することによってこの能力は高まるが、 そうして得られた能力は実際には役に立たないというのが重要だ。 なぜなら、普通は文章を作るときには音を使うからだ。 言い換えれば、文字もしくは単語全体をひとつの画像として書いたりはしないのだ。 もしかしたら、世の中にはそういう人もいるかもしれないが・・・