さくらのVPSで使用しているCent OS 6.0をメールサーバとして使えるように設定します。SMTPサーバとしてPostfixをIMAPサーバとしてDovecotを利用します。どちらもCent OS 6.0のデフォルトのソフトウェアです。
PostfixおよびDovecotは以下の要件で設定することにします。
- 双方ともSSLは使用しない(証明書は取得していないので)
- 双方ともPLAIN認証を使用する(危険だが)
- PostfixはPort 25でメールを受け取る
- 複数のドメインのメールを受け取るがvirtual_alias_mapsは使用しない
- 送信はSubmissionポート(587)を使用する
- SMTP Authで認証する
- 認証にはsaslauthdを使用する
- メールスプールはMaildir形式
- DovecotはIMAPのみ使用する
Postfixの設定は以下のサイトのマニュアルの日本語訳を参照しながら行いました。
- http://www.postfix-jp.info
詳細な説明は割愛すると、/etc/postfix/main.cfでサーバの名前やドメイン名、listenするネットワーク、受信するドメインなどを指定すると動作します。ドメインごとにアカウントは分けないので、virtual系は使用しません。リレーの条件は自分宛か自分からかSMTP Authです。
SMTP Authはsaslauthdを使用します。cyrus-saslパッケージです。PLAIN認証を使用する場合、cyrus-sasl-plainも入れないと動作しないので注意が必要です。単に動作しないというのだと分かりやすいのですが、インストールしていないと認証が失敗するのではまってしまいました。
Submissionポートの設定はmaster.cfで行います。
Dovecotの設定は/etc/dovecot/の下にあります。dovecot.confで有効にするプロトコルが選択できます。各項目の設定はconf.dに分かれています。10-auth.confで認証の設定ができます。デフォルトではPLAIN認証は(危険なので)無効になっているので、以下の通り設定を有効にする必要があります。
disable_plaintext_auth = no
