Gmailは@gmail.comのメールアドレスでメールができる無料のウェブメールのサービスですが、SMTPやPOP、IMAPの機能も提供 されていて、普通のメールソフトからGmailのメールを送受信することもできますし、逆にGmailのウェブを使って他のメールアカウントのメールを送 受信することも出来ます。
他のメールアカウントからメールを受信する設定を行うページに独自ドメインの設定項目もあり、POPの設定を追加する感覚で独自ドメインをGmailに追加できるのかという期待感を持たされますが、それは半分正解で実際はちょっとだけ手間がかかります。
独自ドメインの設定はGoogle Appsで 行います。Google Appsとは独自ドメインを使ってウェブ上で提供される無料のグループウェアのような感じで、マイクロソフトでいうところのOffice Liveが対抗サービスになるのではないかと思います。(イメージです。Office Liveは使ったことがありません。)
まずGoogle Appsにアカウント作成します。そして自分が使用するドメインを登録します。ここで、そのドメインが自分のドメインである確認が必要で若干悩まされるか もしれません。確認方法は二つあって、そのドメインに指定された内容のhtmlをアップするか、そのドメインに指定されたCNAMEを設定するかです。す でにそのドメインを使ってウェブサイトを作っている場合には前者が簡単だと思います。今回はこの方法で行いました。ウェブサーバ自体を用意していない場合 はおそらくCNAMEを設定するほうが簡単でしょう。
続いてそのドメインのMXに指定されたGoogle Appsのメールサーバを指定するとGoogle Appsで独自ドメインのメールを管理できるようになります。ここで注意が必要なのはGoogle Apps自体はDNSを提供していないので、たとえドメインをGmailだけに使う予定でもどこかにDNSが必要です。これはムームードメインのような DNSを提供していないところでドメインを取得している場合に問題になります。そういう場合は前のエントリに書いた無料DNSサービスの EveryDNS.netが非常に便利です。
以上でGoogle Appsで独自ドメインのメールがやりとりできるようになります。インターフェイスは通常のGmailと同じものです。アカウントは最低管理者アカウント は必要ですが、それ以外にもアカウントを追加すれば複数のユーザで使用することも出来ます。また、メーリングリストやエイリアスの作成も可能です。このあ たりは通常のGmailよりは高機能な部分かと思います。
そして最初に戻りますが、通常のGmailアカウントで独自ドメインのメールを送受信したい場合は、アカウントの設定の別のアカウントからメールを 受信の設定のところでGoogle Appsの独自ドメインのアカウントを指定します。GmailのPOPサーバはSSLでアクセスする必要があるので、ポート番号は995で、SSLのオプ ションにチェックが必要です。ユーザ名がドメイン名も含めたメールアドレス全体を指定しなくてはいけない点に注意が必要です。(Gmailの設定画面では デフォルトで@の左のID部分だけが入力済みなので間違えやすいです。)
検索するとPOPサーバにsmtp.gmail.comを指定するというTIPSが出てきたりしますが、実際にはPOPサーバは普通にpop.gmail.comで動作します。
