@ベイビーメール – 山田悠介

同じ若手作家とは言っても綿矢りさとはまったく方向性が異なる。 小説において文章など飾りなのだ、大切なのはグルーブ感。 そんなことを作者が思っているかどうかは知らないが。 とにかく文章力とは無縁な感じが特徴である。 「リアル鬼ごっこ」に比べると大幅に向上したと思うが。 もしくは、山田悠介ワールドに洗脳されたのかもしれない。

ベイビーメールというのを受け取ると妊娠して1ヵ月後に死んでしまうというホラー。 しかも、無差別攻撃(その割には主人公の周りで事件が連続するのはお約束だが)。 主人公たちは、その謎の事件を解決するべく奔走するのだ。

人権擁護法案

最近ニュースといえばホリエモンの話題で持ちきりだが、 圧倒的に注意が必要なのが人権擁護法案だ。これはすごい。やばすぎる。 人権委員が差別が行われていると判断したら、 令状なしで強制捜査が可能で、しかも行政罰あり。 実際にはそれが間違いだったとしても、人権委員はお咎めなし。 捜査されたほうはやられ損。 人権擁護の名を借りた冤罪量産嫌がらせシステムに他ならない。

神無月の巫女

フレッツスクエアで神無月の巫女の放送が始まったぞ。

よくわからん話だ。冒頭で大谷育江が「姫子、姫子」と連呼してたので、 なんとなく姫ちゃんのリボンを思い出してしまった。

クビキリサイクル – 西尾維新

西尾維新は下から読んでも西尾維新だということに今更ながら気がついた。 そして、クビキリサイクルは第23回メフィスト賞受賞作。 結構長編なのだが、最初の世界の構築というかキャラ説明の部分がつらい。

結局のところ、すごいやつがすごいことを説明するのは困難なんだと思う。 絶対的には説明できない。 世界か閉じている場合はその世界の中で最高に評価されているというで表現し、 閉じていない場合は今まですごかったやつがさらにすごいと評価することで表現する。 書き下ろしの小説は前者が多く、漫画の連載のような場合は後者が多いだろう。 この作品には天才がたくさん出てくるのだが、 あまりうまく説明できているとは言いがたい。

そして、長い前置きに耐え抜いたところで、やっと事件が発生する。 ここからは普通にミステリとして楽しめる。 全体的には、Pとも¬Pともとれる状況で話がぐるぐると展開し少々せわしない。 しかし、伏線もいい感じで配置してあり、素直に読めば悪くない。

個人的には、最後のほうで、請負人が実は・・・ だったというところで一番にやりとしたが、これを書くのはネタばれが過ぎるだろう。

神のふたつの貌 – 貫井徳郎

プロテスタントの牧師の親子が主人公で、神の愛について考える話。 親が主人公の章と、子が主人公の章があるのだが、 二人の生い立ちがよく似ているという設定を利用した叙述トリックのような構成。 最終的にミステリ的な落ちはない。

tiaraway解散

最初で最後のライブの当日にtiaraway解散 らしい。 こんなことなら多少高くてもチケット買えばよかったとか思いつつ。 多少じゃない気もするな。とにかく残念。「Usual place」は名曲です。