黒猫の三角 – 森博嗣

最近、森博嗣のファンなのです。 というわけで、ノベルズ版なのですが、購入です。 この本はミステリです。 今までの犀川&萌絵のシリーズが終ったので、新シリーズです。 ちなみに、このシリーズの人々が出てくる短編がすでに、 「地球儀のスライス」に載ってます。 「気さくなお人形、19歳」ってやつです。 まずはタイトル。デルタっていう名前の黒猫が出てきます、それで黒猫の三角です。 しかも、クロネッカーのデルタとかかっているらしいです。 てゆーか、このしゃれを思いついて、 そのために本を1冊書いたのではと疑ってしまう。 まるで、1フレーズだけいいメロディを思いついて、曲を書く小室哲哉のようだ。 結局のところ、ミステリですが、殺人のトリックとかは凝ってません。 読者に対するトリックに凝ってます。 記述者が実は・・・っていうのもそうです。(せつめいめんどー) さらに、実は、小鳥遊練無が男だというのが地球儀のスライスから続く 一大叙述トリックかも・・・ てゆーか、練無が男でちょっとショック。 でも、読んでるうちにファンになってしまった。 このシリーズのテーマは「スカートを膨らます」だ。 つまり、練無はスカートを膨らますのだ。 さらに、犯人は主人公格の人・・・と見せかけて、実はその人に成りすました別人だ。 って、このトリック前にも聞いたぞ。 というわけで、動く家の殺人の信濃譲二とおなじだ。 さらに、頭の切れる人が続出だ。 森博嗣は頭の切れる人が好きらしい。 しかも、常人には理解のできない超越者風のやつだ。 という風に、まだまだもりだくさんだが、なんか満足した気分になったのでここまで。