冷たい密室と博士たち – 森博嗣

犀川&萌絵シリーズの第2弾。やっと、文庫になったのでさっそく購入した。 ノベルズ版は値段が高い。 最初に思ったのは、Fに比べて普通の話だということ。 細かいところでは、森らしくていいのだけれど、舞台設定やストーリーなど、 Fほどすごくない。より幅広い読者を獲得するために、こういうう風になって しまうこともあるのかもしれないと思った。 意味がないギャグがいいとか、数学は役に立たないところがいいとか、 前回と同じネタが気になった。こういう思考は大好きだし、森作品の本質の ひとつだと思うのだが、それだけに再利用はいただけない。 ストーリー的には、実は親子っていうのが安易に感じられた。 あと、ちょっとした表現として「恐竜の頭痛」とか、いいセンスだと思う。